幕末の志士のように夢を
19歳で栃木県鹿沼市から上京。「これからは車の時代」という父親の言葉に従い、自動車整備工として修行を重ねたのち、24歳の若さで独立した。現在従業員約80人を越え、年間の車検受注台数は1万台を突破するなど、順調に業績を伸ばしている。来年は丁度創業40年。「独立した当時はお客さんが来てくれるか心配だった」(鈴木貞夫社長)というのがうそのようだ。
若い従業員が多いだけに、社員教育には力を入れている。「『資格』は勉強すればとれるが、『人格』はそういうわけにはいかない。責任と目標を持たされて初めてやる気が起きる」と鈴木社長。
社内には幕末の志士たちの写真が飾ってある。彼らのように大きな夢をもって若い人たちに伸びていってほしいという願いが込められているのだ。
株式会社化した昭和52年から朝礼を設けた。これも社としての団結力を高めるため。「私たち中小企業が大企業のまねをしてもだめ。社員らと一心同体とならなければ」。社長として現場巡りは日課となっている。
最寄りの東西線葛西駅前で、社をあげての清掃は今や地域の名物ともなった。いつまでも、感謝の気持ちを忘れず、謙虚な姿勢でいられるようにとの戒めでもある。
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