ほっとする思い出残れば
嘉永6(1853)年に花園として誕生してから150年。そのレトロ感が若者や家族連れに大うけで、全国各地のテーマパークが総崩れの中でも大勢の客がつめかけているまさに元気印。
「おもちゃ箱をひっくり返したように、決して広いとは言い難い敷地内にローラーコースター、お化け屋敷など23種のアトラクションが詰め込まれている。
長い間、花やしきを見守ってきた高井初恵園長は「普通の遊園地とは違って、家族で楽しんで、ほっとする雰囲気を大事にしたい。新しいものばかりでは疲れてしまうでしょう」と話す。
研究熱心な高井園長は77歳まで自ら車を運転し、各地の遊園地などを視察。これまでに乗ったジェットコースターは数え切れない。
「やっぱり勉強しておかないと。おもしろさやいい演出を追求していきたい」
最近ではテレビなどでとりあげられることも多く、遠方からも客が。「ここまでせっかく来てくれた人たちの思い出に残ってくれれば」。
園内では従業員、客問わず、積極的に声をかけ、笑顔を忘れない。園で感じる親しみやすさ、温かさはそんな姿勢から生まれているのかもしれない。
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