「誠実努力」信条に自分磨き
戦後、焼け野原になった東京・下町に根を下ろし、裸一貫で全国に十三支店営業所を持つ総合建設業を育て上げた。「誠実努力」が信条。尊敬する人物は勝海舟。本社社屋には若き日の海舟の写真が飾られている。
海舟と同じ156センチの小柄な身体。生来病弱で「40まで」といわれたが、84歳になった今も午前7時に出社し、10階建ての本社を階段で移動する。
「年齢より20歳は若い」といわれる健康体の秘密は、1日に2回の自己流体操。午前4時半の起床時に、布団のなかで、指先の運動や首と顔の指圧、腹式呼吸などした後、[1]ラジオ体操 [2]腕立て伏せ100回 [3]逆立ち〜などを慣行する。「会社の若いもんにはまだまだ負けませんよ」と微笑む。
倫理法人会との出会いは5年前。その出会いにより、社員も妻も自分の意のままにしようとしていたことに気づいた。
「自分が変わらなければ、相手は変わらない。当たり前のことだが非常に大事」と振り返る。
妻にも優しくなり、同居している孫や社員に自ら「おはよう」と声をかけるように。「同居の孫も『おじいちゃん、おはよう』と返すようになりましてね。それが一番、良かったことでしょうね」と相好を崩した。
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