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第14回 産経新聞 H15年12月25日(木)掲載
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彩菓の郷・小藤屋(葛飾区) 郷数夫代表
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一杯のお茶でもてなし
午前9時の開店時間の1時間前には掃除を終えて、店を開ける。商品は草加せんべいやおかき、銀座もち、荒もみ茶(静岡産)など全200アイテム。贈答品用も1000円から5000円と幅広く、四季に応じた品ぞろえで、地域住民に喜ばれている。「良い品をより安くより良いサービスで」がモットー。そのひとつが郷さんが自ら入れるお茶。「(来店中の)ほんのわずかな時間に、ひとつでも多くのことが提供できればという気持ちで始めました。夏の暑い日や冬の寒い日にほっと一息入れてもらえたら」
平成8年に25年務めた本家の小藤屋からのれん分けされ独立。葛飾区立石と埼玉県八潮市の2つの店を経営する。
「八潮は交通の便が悪く、『こんなところに客が来るのか』と心配されましたが、おかげさまで順調です。商いの原点を守っていけばどんな大手や大型スーパーが来ても勝ち残っていけるはず」と勤勉さに裏打ちされた自信を見せる。
八潮店は、妻と長男、長女が切り盛りする。周囲がうらやむほどの仲良し家族で「店から帰って、家族から『お疲れ様』といわれることが、やりがい。やさしく、素直に育った子供たちを見ると、つくづく家庭が基本だと感じます」と笑顔で話している。
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