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ピンチをバネにし躍進
小口荷物の集荷、配達などを行う物流業の二代目社長。今年9月からは、不要品を回収し、リサイクルを行う循環型社会の推進へ貢献するサービス「エコランド」を始めるなど、環境問題にも力を入れる。
倫理法人会には平成二年に入会。そこで気付いた事を社員に指導しても、数年間は納得して動いてくれなかった。社員が率先して、社内外の掃除や事務所の整理整頓に取り組むようになったのは、きっかけと言うより「十四年間の積み上げ」だという。
その言葉どおり、事務所内の掲示板や机の上などはきれいに整頓されている。写真の机の中も見せてもらったが、文具を配置する手作りの型に、ペンやはさみなどがきっちりと整理される徹底ぶり。
八年前には、大手運送会社との業務提携を突然解約され、売上げが六億円も減った。その後も経営は落ち込み、会社は窮地に…。そんなとき倫理法人会での勉強が役に立つ。社員にも不安が広がったが、慌てなかった。この窮地をありがたい試練だと受け止め、「ピンチこそチャンス」を経営理念に、改革に取り組んだ。社員の頑張りもあって、順調に業績を伸ばし、今では年商十七億円に。
「自分で言うのもおかしいが、ピンチを乗り越えて、いい会社になった」と笑顔で語った。
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