「ニューヨーク倫理友の会」会長のロッキー青木氏が来日され、六月十三日(水)、倫理研究所法人局主催による特別経営倫理講演会が行われた。当日は、鉄板ステーキレストラン「BENIHANA」の経営者として名を馳せるロッキー氏のお話を伺おうと東京都倫理法人会からも多くの会員が参加、会場の倫理研究所二階ホールは多数の来場者で埋め尽くされた。
ニューヨーク倫理友の会会長 ロッキー青木氏
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講演に先立ち、まずは倫理研究所の丸山敏秋理事長が挨拶、続いて「ニューヨーク倫理友の会」事務長を務めるリンゼイ芥川笑子氏が永年の友人でもあるロッキー氏についてお話しされた。リンゼイ氏はロッキー氏の優しい人柄が窺い知れるようようなエピソードを交えつつ、「ロッキーさんは、お会いになったどの人からも素晴らしい方ねと言われる方。私はロッキーさんの生き方自体が倫理ではないかと思っています」と紹介。続いてロッキー氏が演壇に立たれ、「私と経営、そして人生」と題して講演を行われた。
一九五九年、十九歳でレスリングチームの一員としてアメリカに渡り、そのまま留まったロッキー氏。心配のあまり渡米されたお母様に助けられながら、アイスクリームの移動販売を始める。アイスクリームの上に小さな傘を飾ったり、抹茶やチョコレートチップを振りかけたりといった、ちょっとしたアイデアがうけて飛ぶように売れ、貯めた資金で一九六四年、最初のレストランをオープン。
最初はなかなか上手くいかず悩んでいたところ、渡米されたお父様から「お客様の前で何かパフォーマンスをしたらどうか」というアドバイスを受け、実行。それがテレビなどで紹介され、連日超満員の繁盛店になったという。「僕が成功できたのも、ウエイトレスをして生活費を稼いでくれた母、適切なアドバイスをくれた父、シェフとして力を貸してくれた弟たちのおかげ。家族の団結がなかったら、今のBENIHANAはなかったでしょう」と語る。
今やアメリカで最も著名な日本人と言われる氏の成功の秘訣は、小さなアイデアと家族の団結、そしてレスリングで養ったチャレンジ精神。「僕は常にチャレンジ精神を大切に事業を展開してきました。新庄選手やイチロー選手などのスポーツ選手に限らず、実業界でも日本人がどんどん世界に挑戦して欲しいと思います」とロッキー氏。「チャレンジ精神旺盛なだけに失敗も多く経験しましたが、これからの人生には倫理の素晴らしい教えをぜひ活かしていきたいです」と講演を締めくくられると、会場は大きな拍手に包まれた。

ベニハナ・ホームページ (英語):http://www.benihana.com/