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GOOD MORNING 2023年2月号(12)

羽田空港準倫理法人会
初代会長予定者 鈴木豪一郎氏

今期令和5年2月18日にが予定されている羽田空港倫理法人会の開設式典。
羽田空港倫理法人会初代会長を努める鈴木豪一郎氏は様々な人生経験を経て、現在は7人のお子様のお父様、また不動産会社の経営者をされています。新設単会のテイクオフに向かう今の思いを、熱く語っていただきました。

どのような経緯で会長を受けることになったのですか?

昨年、神風特攻隊を題材にしたあるミュージカルを主催していたことがきっかけです。ある方から、ぜひ紹介したい方がいると紹介いただいたのが、自衛官の経験もある犬伏秀一氏です。意気投合しました。その後、犬伏氏が羽田空港倫理法人会を立ち上げるということになり、「ぜひ会長になってほしい」と昨年の9月にお話をいただきました。元々、社員に倫理法人会のことを薦めたことも過去にありました。だから、なんとなくどのような団体かは知っていましたが、私自身は純粋倫理を学んだことはありませんでした。でも、これはやるべきことだな、と感じて引き受けることにしました。

やるべきことですか?

はい。ちょうどその頃、生き方を変えたのです。自分のやりたいこと、やりたくないことという基準じゃなくて、世の中に必要とされること、なすべきことをしていこうと。神風特攻隊の方々の思いを感じるとそう考えるようになったんです。様々な意見はあると思いますが、20歳前後の若い彼らにはやりたいことがたくさんあったでしょう。それでも、自分の国を、家族を少しでも守りたい。そんな思いで 使命を選んだのだと思います。
倫理法人会の学びは経験したことがないので、やりたいかどうでかは正直判断はできません。それでも、「日本の玄関口である羽田空港に倫理法人会を立ち上げ、日本の未来、子どもたちの将来のためにできることをしていきたい」という犬伏氏の想いを聞いて、これは世の中に必要なことだと感じて、会長職を受けることにしました。社長になってベンツに乗ったり、マイホームを建てたり、もうやりたいこ ともだいたいしましたし、ホームレスもしましたしね。

倫理法人会立ち上げのためには期限までに50社集めなければいけません。どのような思いで取り組まれたのですか。

「やる」と決めました。話があった9月から12月までの3か月に賛同してくれる50社を集める。天文学的に難しいことでも、犯罪をするわけでもありませんからね。「できるか、できないか」ではなく「やるか、やらないか」です。方法や結果は変わっても、動機の根本にある「日本のために、世の中のために」は変えないで活動しようと。形は変わっても根元は揺るがない火のように思いを灯し続けようと。その思いを伝え続けてたら達成することができました。

 

集まってきた方々とどのような活動をしていきたいですか。

まだ全員で集まったことはないのですが、個性的でエネルギッシュな方が多いと感じています。そんな会員の方々とこのイノベーションシティという場所で学んでいくことは楽しみです。
私が大事にしている信条の一つに、日本の建国の理念である「八紘一宇」という言葉があります。
天地四方八方の果てにいたるまで、この地球上に生存する全ての民族が、あたかも一軒の家に住むように仲良く暮らすこと。私にとっては「みんなで仲良くしよう」ということです。会長として組織運営をしていく上で、困難が起こることはあるでしょうし、指摘し合うこともあるでしょう。それでも、基本的にはみんなで仲良く切磋琢磨していきたいです。そうして、純粋倫理を学び、その基準をこれからの自分に当てはめてどう経営者として、人間として成長していくのか。非常に楽しみです。

 

海外でも事業を展開する中で、日本が後進途上国と言われてしまっている現状を肌で感じている鈴木豪一郎氏。そんな日本を子どもたちのなんとかしたい、停滞する世の中の雰囲気に風穴を開けたいという強い思いが伝わってきました。そんな鈴木豪一郎氏に羽田倫理法人会の会長職の白羽の矢を立てたのは、必然だったとしか思えません。日本の明るい未来を目指し、テイクオフしていく羽田空港倫理法人会の今後の活動に目が離せません。

●鈴木豪一郎氏プロフィール
1971年東京都大田区生まれ。代々柔道一家で自営業を営む家に生まれる。大学生の時に家業の売上げが傾きかける。その窮地を救うために退学し家業の売上拡大に奮起し、結果を出すも長年勤めていた社員と折が合わず、身一つで家を出て公園で寝泊まりするホームレスになる。その後、高級クラブのボーイを経て、1997年に不動産業界に入る。入社1年目は売上が全く立たなかったが、小さな改善を積み重ねることで、トップセールスを達成する。2007年に不動産クリニック 株式会社常盤不動産を開業。


広報誌「GOOD MORNING」2023年2月号
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