中野区倫理法人会 会長 矢島正章

みなさん、おはようございます。中野区会長の矢島正章です。 栞の実践報告といたしまして、首都圏方面会でもお話させていただいた 「普及の実践」~私の具体策~ということで、3 つ 1 苦難を正面から受け止め、胆をきめる! 2 目標には大義(目的)とアクションプランが不可欠 3 ハードワーク について今一度書かせていただきます。 栞としては、第 2 条「苦難福門」第 15 条「信成万事」になると思います。 (少々長文になりますが、お付き合い願えればと存じます。) 会長就任して 1 年間 50 社台から抜け出せず、全部自分自身で抱え込んで、あげくに東京都の普及重点単会(トライスリー)に選ばれて、ヤラサレ感満載・不平不満の毎日でした。 私が会長を務める中野区倫理法人会は、会長を引き継いだ時点 50 社、 行動旗がなくなるかなくならないかの瀬戸際で、今期始まった時点では 56 社でした。 「100 社復帰しろ!」と上から言われ、前向きな気持ちになれませんでした。 9 月最初のモーニングセミナーでの会長の所信表明をしたとき、はっきり 100 社にしますと言いきれず、会場にいた中野区の会員さんから「はっきり言え!」と檄が飛び、別の会員さんからは『「予祝」をやってください』と提案がありました。 みなさん「予祝」知っていますか? 調べてみると予め達成を祝うという意味で、春の桜の花見も秋実る稲穂に例え、豊作を予め祝う日本古来の風習で、このときはよく知りませんでした。翌週から予祝をやりだすもヤラサレ感満載でした。 そんな時、肺気腫入院している父が肺炎を引き起こし危篤、代表者変更といろいろとやらなければならないときに、社員から倫理法人会会長職を辞職しろ!とせまられる!という苦難が襲いかかり、逃げ出したい気持ちになりました。 そんな折、昨年の 10 月 3 日、中野区役員と東京都の高嶋会長を囲んだ会食会がありました。 会食会の冒頭、高嶋会長に「周年行事にはなぜ100社が必要なのか?」という質問と同時に自分の身に降りかかった苦難について話しました。 「数字は結果なのでこだわりは一切ありません」という高嶋会長の答えに、参加者から 30 周年の 11 月 11 日までに 100 社にする必要はないという意見が出てあらぬ方向へ進みかけました。その後、中野区所属の渡邊あかね東京都副幹事長が、一時中野区の会員数が 30 社台にまでに落ち込み、とにかく社数だけ増やしていたら、当時の会長が認可証を持ってやめてしまったこと。認可証を再発行してもらうために 25 周年に向けて数・質を上げっていって、見事達成したことなどの話がりました。 すると参加者から「そういう思いでやってきて今があるなら 100 社達成をするという意味が腑に落ちました」という発言がありました。 これでお開きかと思った瞬間、高嶋会長から公開倫理指導というべき、檄が飛びました。 「矢島会長は、実践力が足りない! そんな、うわついた心だから役員がまとまらないどころか、社員から見放されるだ! 社長なんかやらない方がいい!ヤメチマエ!それが社員のためだ!結婚なんてなおさらできない!」 迫力も凄かったですが、その会食会場と、父が入院している病院が目と鼻の先の距離で、まるで入院中の親父が生霊として這って出きたようなで放心状態になりました。 翌朝 4 時に目が覚めたとき、何だか知らないけど、腑に落ちている自分がいて、そのままの気持ちで、中野区会員の皆さんにメッセージを送りました。 ★地域に根差した倫理法人会になるために地元企業の経営者を中心に 100 人以上が純粋倫理を学び、実践し、良い企業を増やして地域に貢献するため、また安定的に会を運営するために 100 社を目指すこと。 ★そして、現在中野区は、中野駅周辺で再開発が進んでおり、会場として使わせていただいております中野サンプラザも 2024 年には解体が決まっております。街が変われば、人も変わり、心も変わります。シンボルとなる建物がなくなっても変わらない人の心を大切にすることを中野から発信していくがあること。 地元創生という私の決意を伝えました。 目的を明確にし、レギュラープログラムである、MS 朝礼、MS、基礎講座を基本としたアクションプランを示したことで、役員・会員の動きが変わり始めます。 毎週水曜日の MS 終了後実施している中野駅周辺の普及活動に今まで参加していなかった役員が出てきたり、新しく入会した方がその日から普及活動に参加することも。又、早朝の MS から夕方遅くまで廻ってくれる役員も出てきました。 今も毎週水曜日モーニングセミナー終了後中野区役員及び会員有志でチームを組み、中野区内の企業訪問を行っております。 また MS 朝礼 20 社の目標を達成し、現在は 50 社朝礼を目標に取り組んでいます。 9 月から会長挨拶時に行っている予祝も続けており、行うことで、 モーニングセミナー参加数が20~30~50と毎週右肩上がりで増えていき、11 月 11 日 19 時の 30 周年祝賀行事開催時、100 社には届きませんでしたが、当初掲げたプラン 75 社を達成しました。 倫理法人会会長を辞めろと言っていた社員も、理解を示してくれるようになりました。 最後にまとめますと、 1 目の前の苦難を受け止め、胆を決めて、信じて、行動する。 2 ビジョン(目的+目標+アクションプラン) 3 ハードワーク(地元回り=倫理法人会という会を街の人に知ってもらうこと。) 必ず応援者が現れて、伴奏してくれます。 令和元年 11 月 11 日を「RE START」に今後も 100 社達成に向け、「明るく・楽しく・爽やかに」楽しく倫理運動に邁進してまいります。 また肺気腫を患っていた父ですが、3 月 7 日 16 時 4 分、享年 78 歳でこの世を去りました。 連絡を受けて母と一緒に病院に駆け付けた時には、もうすでに息を引き取っていました。 栞第 3 章の「死は生なり」が読み込めてなく、初めて肉親の死に直面し、最初は寝ているのか死んでいるのかわからなく、あっけない感じとともに、今般の新型コロナ騒動で病院側も家族といえども面会謝絶という厳戒態勢で最後の面会が叶わなかったのが心残りです。しかし、逆に家族に心配かけまいという父の配慮があった気もします。 引き継いだ会社や倫理法人会会長職と忙しい毎日の中、ゆっくり出来たのが正月に見舞い言ったときで、その時の笑顔が印象的でした。 火葬場での最後の別れの時「45 年間育ててくれて、ありがとうございました」といえたのも倫理法人会の学びのおかげかと思っています。 皆様からの温かいお悔やみありがとうございました。 PS:叔母から葬儀の時「手の指がお父さんに似てきたわね。」と言われ、P92 の「年をとると、年々父に似てくる、母に似てくる。」ふと思い出しました。



【心の通りに物事が成っていく】 全ての善いことのベースは明朗(明るく朗らかなこと)です。栞 P61「明朗は万善のもと」。 そして「喜べば善くなる」のです。 「泣きっ面に蜂」という慣用句があります。善くないことが立て続けにおきるという意味です。 しかし、純粋倫理的にいうと意味が変わります。「泣きっ面をしているから蜂に刺されたりまでする」のです。 先に喜んでしまうこと。これこそが物事の成就するコツです。 この世に必要とされることは「不安」ではなく「喜び」です。 「笑う門に福来たる」。心の通りに物事が成っていく。純粋倫理の真骨頂でしょう。守れば幸福になる生活法則の真面目(しんめんもく)です。 創始者丸山敏雄先生が臨終の際に仰られた言葉、「いそぐな...さきのことは心配するな...自然にまかせて処置をとれ...これでよい...よろこべ...」。凄い言葉だと思います。夫が、父が、師匠が、今まさにその時をむかえようとしている時に、寝床に集まった皆に仰ったそうです。 自分が死んでいくというのに「よろこべ...」と...。 希望に燃えること、喜ぶこと。幸せになる法則です。 明朗・愛和・喜働。純粋倫理の基本実践項目ですね。 皆様はこの3つを並列的に考えてはいませんか。実は何よりもまず、明朗が一番なのです。 明るく朗らかな心を人に向けた時に愛和となり、明るく朗らかな心を仕事に向けた時に喜働となります。 「予祝」の効果は色々考えられると思いますが、純粋倫理的にいえば、「まず先に喜んでしまうこと」がポイントです。 この喜びの実践を重ね、倫理法人会、会社等々、自らを取り巻く環境を整えていかれたのが、今回の矢島会長です。 当初は「ヤラサレ感満載」で「不足不満の毎日」とのことでした。 心の通りに取り巻く環境が構築されますから、倫理法人会も会社も儘ならないのが道理です。 予祝を行ない続け、また、具体的に行動することで、見事に自らを取り巻く環境を好転させていきました。この時、心の有り様は「不足不満」から「喜び」に変化していたのでしょう。 お父様のことは残念でしたね。お悔やみ申し上げます。 「親の死に直面して子は純情になる」といいます。 「子は、親の死によって、はじめて孝養の足りなかったことを自覚し、涙の中に新しき出発を誓い、責任の大いなるを痛感する。...(中略)...親亡きの自覚は、いよいよ実にせられて、子の行動は意志的となる。親の死に直面して、小我のほこりは、ことごとく洗い流されて、清浄の親子の純愛の交流に、ピタリと一つになり、親と子は愛にとけ入る。」『ゼロの誕生』P57 参照 お父様の訃報に接し、不謹慎な申し様に聴こえたらご容赦ください。 このようにお考えになられてはいかがでしょうか。 先代社長であるお父様が「もう渡せる」となったから...。 こうお考えになられてはいかがでしょうか。 心を曇らせるのではなく、希望に燃えること、喜ぶこと。この意味を倫理法人会会長職を通じて会得された矢島会長は「もう受け取ることができる」となったから...。 後継者倫理塾修了生でもある矢島会長でしたら、この深遠なる意味が理解できると思います。 ご家庭の事、会社の事、まだまだ落ち着かない日々が続くとは思いますが、矢島会長でしたらきっと大丈夫なのだと思います。 (文責:法人スーパーバイザー工藤直彦)

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