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会員の声

倫理実践体験記

私が31才の頃、当社は苦境の只中にいました。多額の有利子負債に耐えながら経営していたのです。やがて、不良債権処理を時の政府が推し進める決断をし、バブル崩壊以降、借金に苦しむ企業の『私的再生』か『法的整理』か審判される時を迎えたのです。

既に倫理を学んでいた父は、ここで『捨我得全』の実践を断行しました。私達は暖簾の信用を残す代わりに一族の資産をすべて放棄したのです。辛い決断でした。しかし、父に迷いはありませんでした。 その後、事業を継続させるべく、取引銀行に事業再生計画を説明し、私を後継者として承認し、事業継続のチャンスを頂けるよう正面から説得し続けました。まさに『苦難福門』です。

様々な難関に襲われましたが、ついに福門が開き、事業再生は実現したのです。 あれから16年が経過し、今の経営状況は様変わりしました。

人生で大きな決断を迫られることは稀です。その時に、正しい選択が出来るかどうかは、普段の学びと実践の積み重ねが大きな力になることを実感しています。

※捨我得全 : 絶体絶命のときには、思い切って欲心を捨ててしまうと、思いもよらぬ好結果が生ずるということ ー『万人幸福の栞』第12条

株式会社玉寿司

代表取締役社長
中野里 陽平

(晴海倫理法人会 副会長)

苦難福門

幼稚園に就職して2年目の夏、9割の職員が退職を申し出てきたことから、私は母と一緒に応接室にこもって求人票を書いていました。「会社を辞めてまで、幼稚園なんか継ぐんじゃなかった」と怒りをぶつけながら。 そんな時、知り合いの紹介で、渋谷区倫理法人会に入会しました。そこで、倫理を学ぶ色々な経営者の方にお会いすることができました。私も追い込まれていましたので、とにかく倫理経営を実践する先輩方の真似をすることから始めました。朝礼や研修は勿論。時には、尊敬する経営者の服装まで真似をしました。

半年が経過した頃、倫理を学ぶ経営者仲間が朝礼見学に来てくださるようになり、6年が経過すると、園の規模が倍になっていました。そして、8年が経った頃には区内最大の幼児教育団体となり、10年が経った今年、新園を設立することができました。

倫理には、苦難福門という言葉がありますが、正直に言うと、私はまだ二つの道がある時に、苦しい方を選択出来るほど立派な人間ではありません。しかし、思うように行かない時、「神様は、何に気付いて欲しくて、自分にこの経験を与えているのか?」と少し自身を俯瞰してみることができるようになりました。

城山幼稚園・

城山みどり幼稚園・

鎮守の森城山どんぐり保育園
石川 明彦

(渋谷区倫理法人会 会員

東京都倫理法人会朝礼委員長)

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