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なぜ倫理法人会は「怖い」と思われるの?

このページに辿り着いた方は倫理法人会を「怖い」と思っている方、もしくは倫理法人会に興味を持ってネットで検索をしてみたら、「倫理法人会 怖い」と検索候補に出てきて思わず開いてしまった、そのような方ではないでしょうか?
このようにまるで伏魔殿扱いされている倫理法人会を、東京都倫理法人会が公式サイトで白日に晒すこのページ。怖いもの見たさもあるでしょう?(笑)
ぜひ最後まで読んでいただけたら幸いです。
 
ちなみに、東京都倫理法人会のサイトへのアクセスを確認するとこんなキーワードで検索されているようです。
 
oitsumerareru_man.png スクリーンショット 2023-04-17 11.22.28.png  
そうとう怖がられています...。
きっと得体が知れないから怖いんですよね...。
 
今回、改めて「倫理法人会はなぜ怖がられるのか」を考えてみました。
 

教祖がいるの? カルト集団的で怖い

pl-9998382010.jpeg倫理法人会には教祖がいるらしい。なんとか先生という名前がチラチラ出てきて、やっぱりお布施を取られたりするのかな? 洗脳されちゃったりするのかな? というイメージがあるようです。
倫理法人会の運営母体である倫理研究所は、昭和26年に丸山敏雄という人物によって設立されました。このあとにご紹介するテキスト「万人幸福の栞」も、この丸山敏雄氏が書いたものです。
この人物は、人間はどのように生きるべきかという真理を追求する中で、歴史を学んだり、様々な学説にあたったりする中で「ひとのみち教団」に入り、2年間で准教祖にまで上りつめたところから「やっぱり教祖...?」というイメージを持たれることが多いようです。
 
しかし、実際には丸山敏雄氏は宗教の排他性を批判し宗教の道を捨てました。丸山敏雄氏は「世の中には幸せになるための決まった法則があるように思えるので、それをいろいろな人の事例から研究して導き出そう」と考えた人で、どちらかというと研究者に近いと思います。朝のセミナーで、スピーチのプロではなく実際に倫理を学んで変化を感じた会員が体験発表を行うのも、こういった考え方によるものです。
倫理法人会自体は昭和55年に千葉県で滝口長太郎という経営者が、会社にもこの学びをという思いで立ち上げました。
ちなみに、倫理法人会では宗教を持つことは大切ですが、どんな宗教を信じるかは各人の自由な選択に委ねるべきだとされているので、いろいろな宗教の方が在籍しています。
 

教典的、バイブル的、あの本が怖い

book_prophecies.png倫理法人会は国内外に720以上の支部がある全国組織ですが、朝の勉強会「経営者モーニングセミナー」で使われている教科書「万人幸福の栞」は、そのタイトルも相まって、なんだか怪しげに思われがちです。
特に、数年前までは装丁が黒地に金文字だったので、バイブル感がすごい...(最近は表紙の色が5色展開になりました)。知り合いのカバンから不意に出てきたら、怪しい新興宗教にハマってるのかな? と思ってもおかしくありません。教典と間違われがちなこの本「万人幸福の栞」は昭和24年に発売されたものですが、17の標語と解説で「人としてのすじみち」が書かれています。
 
人としてのすじみち...。やっぱり怪しい...。
 
しかし、書かれている内容は「物は大事に使いましょう」「約束は守りましょう」「明るく暮らしましょう」といった、誰もが「そうだよね」と思えるようなシンプルなことばかり。特に何かを崇めましょうなどといったことは書かれていません。どうしてもこの標語が「教義」のように思われて怪しい・怖い・新興宗教っぽいと思われがちですが、ことわざや格言、経営理念と似たようなものだと考えていただいても良いと思います。
 
ちなみに倫理法人会の母体である倫理研究所は一般社団法人であって宗教法人ではありません(正体不明の謎のグループでもありません)。この本も特に会員専用にこっそり使われているわけではなく、ネット通販でどなたでも購入可能ですし、Amazonなどのインターネット通販にもレビューが掲載されています
 
17の標語について詳しく知りたい方はこちらをごらんください。
https://www.rinri-jpn.or.jp/about/rinri/17principles/
 

しつこい勧誘が怖い

kyakuhiki.png倫理法人会に入りませんか?と実際に誘われて怖いと感じた方もいらっしゃるかもしれません。朝のセミナー、夜のイベント、チラシやパンフレットを持って前のめりに説明してきた人に驚いた方...驚かせてしまって本当に申し訳ございませんでした。
特にノルマがあってお声がけしているわけでもなく、自分たちが活動していて良いと思っているものをオススメしているだけなのですが「このシャンプーすごく良いから使ってみて!」というテンションでご紹介するには「倫理法人会」という名前の醸し出す雰囲気が怖い(硬い)ですよね。
倫理法人会の会員には、自分が入会して実際に勉強してみて人生が良くなったと実感している方が多いです。すごくいいんです!って思わず前のめりになってしまっているのですが、暑っ苦しいと感じたらお断りいただいて大丈夫です。ただ、そこまで良いと思える勉強会に興味を持っていただけたなら、ぜひお気軽にご参加いただきたいなと願っています。
 

朝から大勢集まってハイテンションなのが怖い

2647816.jpeg倫理法人会といえば早朝のセミナーが定番です。毎週各地で開催されている「経営者モーニングセミナー」にいきなり誘われて「朝6時半?!」と驚いた方も多いのではないでしょうか。(会によってスタート時間は若干異なります)
 
知り合いの誘いだから...と会場に行ってみたらスーツを着たハイテンションのメンバーたちが大声でおはようございます!と挨拶してきて怖かった、他にも怖がっている人がいるのではないかと検索した方もいらっしゃるでしょう。何時に起きたらあんなテンションで早朝から動き回れるのか、不気味に感じる方もいるかもしれません。
 
しかし、倫理法人会では朝は直感が冴え渡るとして、その時間の活動を最も大切にしています。また、自主運営組織ですので役職者は皆さんが来られる1時間ほど前から会場設営を始め、スタートの30分前には必ず朝礼を行い、大きな声で挨拶の練習をしてから準備万端で参加者をお迎えしています。
 
会場に到着するときにはちょっと眠そうなメンバーもいますが、皆様を明るく朗らかにお迎えするために練習をした成果なのです。
 

社長が急に変わって何か押し付けてくるようになったのが怖い(迷惑)

社長が倫理法人会に入会したところ、なんだか薄い冊子を配り始めたり、朝礼を導入したり、セミナーの受け売りを口走ったり、急なキャラ変についていけず怖い(迷惑)...という従業員の方もいらっしゃることでしょう。ネット上には「そんな会社は辞めてしまえ」という強めのご意見もちらほら...。
確かに、経営者が急にあれこれ言い出すのは現場でお仕事をされている方にとっては困ってしまうことも多いと思います。しかし、経営者も人間、会社の仕組みだって常に100点ということはなく、より良い会社を作りたいと考えている方ほど新たな学びを求めるものです。
倫理法人会では、朝礼を導入して会社が良くなった、朝の挨拶を明るく元気にしたら会社の社風がより良くなった、ということを習うので実際にそれを自分でも試してみたいという前向きな気持ちの表れですので、できれば前向きに受け止めていただけるとありがたいところです。
ただ、倫理法人会では「他人を変えようとせず、まず自らが変わる学び」とされていますので、経営者が社員の皆様に変わることを強要するのは問題です。入会したばかりの方に多い傾向ですので、もしそんな社長さんが嫌だなと感じたら、ぜひこのページをご覧いただくようにおすすめくだされば幸いです
 
 
倫理法人会は、確かに見方によっては「怖い」かもしれません。
しかし、間違いなく言えることは、倫理法人会に出会って学んだことによって人生が良くなったり、会社が良くなったという体験をしている方がたくさんいるということです。
筆者も実際に会員になって10年以上経ちますが、何かを売りつけられるようなこともありませんでしたし、一緒に学ぶ仲間ができ、朝から楽しく働けるようになりました。
 
このページとの出会いのきっかけはそれぞれだと思いますが、もしかしたら怖くないのかも?面白いのかも?と感じていただけた方はぜひお近くの経営者モーニングセミナーに実際に足を運んでみていただければ幸いです。
 
東京都には46の地域に倫理法人会があります。是非、ご都合の良い倫理法人会に参加してみて下さい。
直近の経営者モーニングセミナーについてはこちらをご参照ください。
https://www.tokyo-rinri.net/ms/index.html

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