「会員スピーチ」ってとても大事だと感じています。同じ単会の仲間がどういう人なのかがわかり、お互いの理解も深まります。また、身近な方がどういう実践に取り組んでいるかという話はすごく心に響きます。だから、会員スピーチを充実させていくことによって、その会のモーニングセミナーも充実してくると考えています。
会員スピーチをないがしろにせずに取り組んでいる会の会員の方々は、自然と実践する癖がついているんですよね。そのようにして、自分たちの実践のきっかけにもなります。
一方で、毎日毎日、何か同じことをずっと実践していますという方にスポットが当たり、良くなった影響が周りに広がっていくことが本当の幸せ拡大です。今回、東京都全体でフェスタという形で開催することによって、各単会が活性化することを期待しています。
私としては、「一生懸命な人」を応援したいです。すぐに結果が出なくて途中経過であっても、スポットライトを当てたいと思っています。途中経過であっても一生懸命に取り組んでいる姿は応援したくなります
よね。倫理歴に関係なく、「ダイヤの原石」のような人が出てくれるとうれしいです。
つい先日、銀座で聞いた会員スピーチが印象に残ってます。自分の息子を心配して、会員さんからのアドバイスを受けて、手紙を出すなど様々な実践をした結果、結婚が決まったといううれしいニュースがありました。
私自身の始めての会員スピーチのことはほとんど覚えていません。新しい単会だったので、会員スピーチの意義なども余り分かっていませんでした。
しかし、私が初めて倫理法人会に入会してした実践は、他の方の講話を聞いていて、いいなと感じたことでした。実践しようと思ったのは、親に「生んでくれてありがとう」と伝えることです。私も自分の誕生日に親に伝えようと思ったのです。ただ、母はすでに亡くなっていました。そこで、父に伝えようと思い、電話をかけたのです。実際口に出そうとしたら「母ではなく、父に!?」と感じて、言えなくなってしまったのです。父に「どうした?」と聞かれてなんとか伝えたのですが、不思議な無言の時間が流れました。それでも、言葉にして伝えるとそれまでとは違うつながりを感じることができました。
このようにお互いに影響しあって、みんなが良くなっていく雰囲気が広がっていくといいですね。