会員スピーチは、身近な会員の人が「こんな実践をしてこんな風に変わりました!」という生のお話をしていただけることが多く、非常に身近に感じることができます。いつも一緒にいる仲間が変わっていく姿を見ることは、我々も本当にうれしいですし、応援したくなりますよね。
今回、東京都全体でこの会員スピーチのフェスタをすることで、会員スピーチ自体の価値を高めることになるし、実践者が増えていくきっかけになったり、東京都のいい伝統になっていくといいと思っています。
実践して、具体的に何かいいことがあったというような成功談もいいですが、例えば、実践の中で、「何か気持ちが楽になりました」「救われました」などの体験をされた方も応援したいですね。体験の規模は問いません。規模が小さくても、身近に感じられる体験の方が、聞いた方が取り組んでみようと思いやすいですしね。とにかく実践した人を前に出して、スポットを当てたいです。
同じ単会の会員さんが2、3回に分けてされていた会員スピーチが印象的です。幼いころに両親が離婚し、母とは離れ、父親とずっと暮らしてきたそうです。倫理指導を受け、自分のルーツとつながろうと、母は今どうしているのかを調べたそうです。結果、お母様は亡くなっていたのですが、お墓参りができて、気持ちの整理がついたということです。出来事の経過を何回かにわけて生で聞くことができたので、気持ちの変化や実践の過程がよくわかって非常に印象的でした。
日々の訓練ですね。私も社長という立場で33年も社長挨拶をしてきました。毎日、日記を書いています。インプットしたことを何かに書く、誰かに伝えるなどアウトプットする機会を増やしてみてください。例えば、モーニングセミナーのシェア会は短い時間で伝える練習のいい機会です。